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Backpackers > バックパッカーは笑う > 入国審査3

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入国審査〈3〉

入国審査の際、難癖をつけられ賄賂を要求されたり、ほとんど嫌がらせに近い荷物検査をされたりと、不愉快な思いをすることがあります。先進国では流石にこのような事はありませんが、アジアやアフリカ、中南米では見受けられます。
不当な要求には絶対に応じるべきではありません。安易に要求に応じれば、それが悪しき慣習となってしまいます。あなたの後に続く人の為にも、不当な要求には決して屈せず、毅然とした態度で臨みましょう。ただし熱くなって係官を侮蔑するような事を口にすると、入国拒否という事態もありえるので、冷静さを失ってはいけませんよ。

僕が一番揉めたのはアフガニスタンからの出国の時でした。係官からお前の査証(ビザ)は無効だから、新たに査証(ビザ)代として20$を払わないと、出国できないと言われ、半日足止めされました。
 実際には査証(ビザ)が無効というのは、一理ある話だったのですが...
当時アフガニスタンはイスラム原理主義勢力タリバン【*1】と、旧政府側の勢力が、激しく戦闘を繰り広げており、事実上政府が2つある状態でした。アフガニスタンの在外公館も、ある国では旧政府側が、またある国ではタリバン側が管理するという、滅茶苦茶な状態でした。僕が取得した査証(ビザ)は旧政府側の発行したものでしたが、そのボーダーはタリバンが管理するものだったのです。タリバンにしてみれば旧政府が発行したものなど、正規の査証(ビザ)でないというは最もな理由です。僕もその辺の事情は知っていたのですが、既に査証(ビザ)を取得し料金も払っているのに、更にお金を払うことは、そうしても納得がいかなかったのです。お互い譲らないので、落としどころもなく、ただ時間だけが過ぎましたが、そのうちお昼も過ぎ、早く昼食に行きたい係官が根負けして出国スタンプを押してくれました。結局このボーダーで5時間以上足止めされ、疲れきってのイラン入国となりました。
 イランはイスラム的社会風俗を乱すもの【*2】は持込ができません。僕の荷物の中にも幾つか該当しそうなものがあったので、実はこの日はイランの入国審査の方を心配していたのですが、バックパックを開けられることもなく、なんだか拍子抜けの入国でした。

世界の空港の中でも、ベングリオン国際空港でのセキュリティーチェックは厳重なことで知られています。ハイジャックなどテロ防止のため、荷物検査はとにかく徹底しています。荷物はひとつひとつX線検査にかけ、梱包されたお土産も容赦なく開封し中身を確認、カメラも実際にシャッターを押して動作確認するなど、他の空港と比べるとかなり厳しいものです。係官達は飛行機の出発時間のことなど気にも留めません。乗り遅れても何の保証もないので、空港には最低でも3時間前には到着するようにしましょう。
 僕の友人のひとりもセキュリティーチェックに手間取り、飛行機に乗り遅れたことがあります。彼曰く敗因は、出発時間が迫ってきて、冷静さを失ったことだそうです。学習した彼は、翌日は出発の4時間前には空港に着き、無事イスラエルを出国しました。

もっとも厳重なセキュリティーチェックが行われるのは、イスラエルのナショナルフラッグでもある、国営のEl-Al(エルアル航空)に限ったことです。ほとんどのユダヤ人は、El-Al以外の航空会社を利用しないため、他の航空会社では、さほど厳重に調べる必要がないのです。とくにあまり名前を聞いた事も無いようなマイナーな航空会社には、係官は興味も示しません。


【*1】タリバン
内戦の続くアフガニスタンで1994年に突如、台頭してきたイスラム原理主義勢力。僕がアフガニスタンを旅した1997年は、破竹の勢いで北進を続けたタリバンが首都カブールを陥落した年だった。2001年にはアフガニスタンのほぼ全土を掌握した。
【*2】イスラム的社会風俗を乱すもの
酒類、賭博用品(麻雀、トランプ等)、麻薬、CD、テープ、ビデオテープ(クラシック、スポーツ、アニメ等は可)、豚肉及び豚肉加工品、女性のグラビア写真の載った雑誌等は持ち込みできません。

Last modified: 2002-12-23

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