Backpackers / バックパッカーは笑う / 06
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06 : 入国審査〈2〉アメリカ編
アメリカは90日以内の滞在は査証(ビザ)が免除されています。正式にはVWPP【*1】と呼ばれるシステムで、出国のチケットを所持しているのが条件です。チケットは往復でなくてもよく、例えばロスIN・ニューヨークOUTのチケットでも構いません。VWPPで入国すると現地での滞在延長はできません。従って90日以上滞在したい場合や片道チケットで入国したい場合は、あらかじめ査証(ビザ)を取得しなければなりません。VWPPで入国する場合、入国審査では渡航目的と滞在日数を聞かれるぐらいで、ほとんど素通りです。
僕はアメリカの後、メキシコへ陸路で下る予定だったので、査証(ビザ)を取得し、片道チケットで入国しました。イギリスと同様に日本を出てから1年以上経っていると、やはり入国審査は厳しくなります。また殆どの日本人がVWPPを使って入国するため、査証(ビザ)での入国は審査が厳しくなります。
僕の場合それ以上に問題だったのが、パスポートに押された査証(ビザ)やスタンプでした。アメリカに入国する以前に、アジアや中東を通ってきたため、パスポートにはアフガニスタンを始め、パキスタン、イラン、シリア、レバノンといったイスラム諸国のスタンプがあり、これが問題になりました。どうも日本赤軍との関係を疑っていたようです。
査証(ビザ)を取得したスペインのアメリカ大使館へ問い合わせ、申請書のコピーを取り寄せたりと、審査は1時間以上にも及びました。大使館から申請書のコピーが届き、内容を確認して、ようやく入国スタンプが押されました。
僕が取得したのはB-2(下記リスト参照)で、6カ月のマルチビザで、5年間有効というものです。中米などではこのB-2査証(ビザ)は取得が難しく、どこでも取得できるわけではないようです。査証(ビザ)取得の費用や手間を考えると、安い往復チケットを探して、VWPPで入国するのが一番簡単かもしれません。
アメリカ非移民査証一覧
- A - 外国政府職員
- B - 訪問
- C - 通過
- D - 乗務員
- E - 投資・貿易事業者
- F - 一般学生
- G - 国際機関関係者
- H - 短期就労
- I - 報道関係者
- J - 交流訪問者
- K - 婚約者
- L - 企業内転勤
- M - 専門学校生
- N - 国際機関関係者
- O - 専門家
- P - 文化・芸能専門家
- Q - 文化訪問者
- R - 宗教関係者
追記1 9.11テロ事件以降、VWPPの運用もより厳格に取り扱われるようになっています。
cf: 査証免除プログラムの適用に関する注意
追記2 2004年10月1日よりVWPPを利用してアメリカに入国する際は、機械読取式旅券(MRP)が必要となります。VWPPの対象となる方でMRPを所持していない方は非移民ビザの取得が必要です。
- 【*1】VWPP(ビザ免除プログラム)
- 観光または商用等収入を得る活動を伴わない目的で、アメリカ(米本土およびアラスカ、ハワイ、グアム、プエルトリコ、米領バージン諸島を含む)に90日以内の短期滞在をする人に限られ、かつアメリカへの入国の際にはアメリカと査証免除者の取扱いに関する協定を結んでいる航空(船)会社の航空機(または船舶)で到着し、帰国のための切符(またはカナダ、メキシコ、カリブ海域諸島等の隣接国以外の国に向かう切符、またはこれらの国を経由して他の国に向かう切符)を所持している人に限られます。
- 海外安全ホームページ - アメリカに対する渡航情報より転載
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Last modified: 2003-09-06

