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入国審査〈1〉イギリス編

旅の中で国境越えは一大イベントです。イケナイものを持っていなくても、なぜか入国審査は緊張します。イケナイものを持っていると、なおさら緊張します。気合を入れて臨んだら何もなかったり、ほとんど嫌がらせに近い荷物検査をされたり、賄賂を要求されたりと、国境越えに関する話題は尽きません。

EU諸国は査証(ビザ)も必要なく、日本のパスポートだとほとんどフリーパスです。陸路で国境を越える場合も、シェンゲン条約【*1】加盟国間の通過は完全に自由で、パスポートチェックすらないこともあります。しかしイギリスは今でも厳格な国境検問制度を保っており、入国拒否の憂き目にあう人も少なくありません。

空路、航路を含め、特に入国審査が厳しいのが、ドーバー海峡ルート(カレー−ドーバー間)です。その理由はイギリスに渡ろうとする不法移民、難民が最も多いからだそうです。フランスからイギリスに入る場合、このルートが最も安くあがるので、バックパッカーにもよく利用されるポイントで、その入国を巡り様々な噂話も囁かれています。

入国審査では、入国目的の他、所持金や出国チケットの有無などが調べられます。所持金が少なかったりと何か問題があると、入国を拒否されたり、滞在期間を1〜2週間に限定されてしまいます。(通常は6カ月もらえます) 出国チケットやクレジットカードも持っていた方が印象は良くなります。バスや列車のパスなども出国チケットとして有効のようです。
 僕は出国チケットはありませんでしたが、イギリスからアメリカに渡る予定で、アメリカの査証(ビザ)を提示したら納得したようです。

ドーバー以外の入国ポイントも、決して入国審査が甘いわけではありません。空路で出国チケットを持っていても、入国を拒否されることがあります。
 僕がスウェーデンのストックホルムで会ったある日本人は、ドーバーなどの航路は審査が厳しいからと、ストックホルム−ロンドン間の往復チケットを買い、ロンドンのヒースローに飛んだのですが、見事に入国拒否【*2】に遭い、そのままストックホルムに送り返されてきました。彼の場合はいかにも『インドから来ました』といった感じの服装だったので、それが原因でしょう。入国審査には、伸びた髭も剃り、こざっぱりとした服装で、さわやかに臨みましょう。人は見た目で判断しますよ。

日本人バックパッカーには、ユーラシア大陸横断は人気のルートで、『深夜特急』【*3】のようにロンドンをゴールとする人は多くいます。イギリスは旅の終わりでもあるので、所持金も残り少なく、出国チケットも持たず、しかも日本を出て相当の時間が経っているという、想定できる条件としては、最悪ともいえる状況で入国に臨むことになります。これで入国は問題はないのかというと、中にはフランスに戻される人もいますが、殆どは無事トラファルガー広場へ辿りついています。ヨーロッパの中で最も厳しいといわれるイギリスの入国審査ですが、ドーバーの係官達は案外こういう旅に理解があるのかもしれません。


【*1】シェンゲン条約
EU内の出入国の簡素化を目的とした協定。協定国間の旅行は国内移動として扱れ、出入国審査は行われません。加盟国はフランス、ベルギー、ドイツ、ルクセンブルク、オランダ、イタリア、ポルトガル、スペイン、ギリシャ、オーストリア、デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン、チェコ、エストニア、ハンガリー、ラトビア、リトアニア、マルタ、ポーランド、スロバキア、スロベニア、キプロス、スイス、ブルガリア、ルーマニア
【*2】入国拒否
入国を拒否された場合は、イギリスの在外公館にて再入国申請等の手続きが必要になります。
深夜特急【*3】
沢木耕太郎の小説。インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行く、ユーラシア大陸横断の旅を描く。 cf: 旅本

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Last modified: 2003-08-27

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