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上海の西、デリーの東

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上海の西、デリーの東 (新潮文庫)

上海の西、デリーの東 (新潮文庫)
素樹 文生
出版社: 新潮社
発売日: 1998-12
価格: (税込)
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カスタマレビュー

4 インドまで流れ着いたら ( 2007-08-25 )
「この旅で見たこと、考えたことを伝えたい」という気持ちが強くつたわってきました。
売れるとか、人気をとりたいというのではなく、「伝えたい」がこの本ができた理由ですね。
アジアを放浪して旅したり、長い間滞在して現地の住民のごとくに生活をしてみたりという
若者はたくさんいるようですね。実際に知り合いにはいませんが。
なぜ日本で人生を送らないのか?物質的にも、治安的にもその他の側面でも十分に恵まれている
日本での生活を捨ててまでアテもなく旅をするのか?
ぐいぐいと旅の世界に引き込まれていってしまい、おもしろさに本の内容以外に考えがおよば
なくなってしまいますが、そこまでたいへんなことを乗り越えてまで達成したいこと、経験したい
ことはなんなのでしょう、と本をおくと考えてしまいます。
”アジアの放浪”はとても強力な誘惑ともいえる魅力をたたえてます。
でも、この魅力の正体はなんなのでしょう?
本書を読んで、少しは理解に近づいたような気がします。


1 文章がムカつく、最低な本 ( 2006-09-02 )
全体的に気取った文章で、読んでいてムカムカします。
内容も他のインド、中国の本などと重なる記述が多く、
新鮮味がありません。
こんな下手くそな文章の本を金出して買うぐらいなら、タダで、
インターネット上の紀行記を読んでいたほうが100倍マシです。
たったの数百円の文庫ですが、非常に損した気分です。
これを読むぐらいなら、深夜特急を読み返したほうがいいですね。

2 全体に不必要な誇張した表現が多い ( 2004-10-17 )
上海に船で入り、インドまでの旅行を記した紀行文。
文章力は初めのほうは稚拙で、人気のあるバックパッカーのホームページ文章の方が、よほどマシだろうと感じた。全体に不必要な誇張した表現が多く、読み手を冷めさせる。
ただ、インドのあたりの話は、良かった。人は必ず死ぬ。死とインドの関わり方、そこには生活を感じた。
アジアを個人旅行したものの多くが日本社会からドロップアウトしてしまうと言うのも、話半分としても納得できる部分もある。

5 不思議な感覚 ( 2004-10-14 )
 上海からデリーまでの範囲を旅して、その体験を綴った本。
 日記から小説のようなものまで、様々な文体で綴られている。
 
 一つのことを一面からのみ見るのではなく、多面から見つつ、作者が旅先で感じたことを良いことも悪いことも分け隔てなく綴っている。読んでいて爽快である。
 この本は一気に読破できる。そして、読んでいる時、作者が旅先で体験したことをあたかも自分も体験したかのような不思議な感覚になった。

 因みに、本書の外伝である『クミコハウス』もお勧めです。

 ソレデハ…

5 僕にはリアル ( 2004-08-18 )
案の定、というか、しょうがないんだけど、間違いなくこの手の本(一緒くたにすることに躊躇いはあるが)は、先人達(沢木耕太郎さん等)と比較される。

読後、沢木さんや小田さんが旅をした時代、つまり海外に出れば、それだけですごーいとか、一目置かれるとかっていう時代ではもう無いんだってことをつくづく感じさせた。一応、断りを入れると、僕は深夜特急大好きです。

今の世の中、行こうと思えば、何処でも、誰でもいけるし、手に入れようと思えばたいていのものは手に入るし、だから特に欲しい物も無いし。そんな僕らは、大げさな言い訳もなく、目的すらなく、ただ海外に行く。インドに行って「人生が変わった」って、簡単に言ってしまう誰かより、わざわざ自分に箍を嵌めて過酷な状況を作って本にしたりするより、「まあいっか、色々あるわな」的に大げさに構えず、世界を一見(この一見ってのが大事なんだけど)軽々と旅をする素樹さんが僕にはよっぽどリアルに感じられる。
こんな、色んな能書きをたれるまでもなく、ほんと単純に面白いです。

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紀行文・旅行記


Last modified: 2008-11-22

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